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歯周病治療

歯周病とは

歯周病とは、「歯周炎」と「歯肉炎」の総称であり、口腔内細菌により引き起こされる炎症性疾患です。歯肉炎とは炎症がしにくに限局している段階であり、歯周炎になると、炎症は歯を支える骨(歯槽骨)まで及びます。一番の原因は歯石および歯垢(プラーク)であり、歯石はご自身のブラッシングでは除去することができず、歯科医院にて特殊な器具を使用して除去しなければなりません。
歯周病は症状が発現しにくく、異常を感じた時には、既に病気がかなり進行している場合が多いです。
進行が進むと歯を支えているが骨がやせてグラグラになり、放っておくと最終的には歯が抜けてしまいます。

当院の歯周病治療

歯周病治療をしっかりと行えていない歯科医院が多くあります。歯周病治療は歯科衛生士に丸投げの歯科医院も多いのが現状です。それは、歯周病治療は専門的知識および技術が必要なためです。
当院では、歯周病治療を歯周病認定医が担当しています。歯周病認定医は、歯周病の診断・治療に関する高度な専門知識と技術を持っており、患者様に最適な治療を提供します。歯周病に関するお悩みやご相談がありましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

歯周病認定医とは

歯周病認定医とは、歯周病(歯茎や歯を支える骨の病気)の診断、治療、および予防に専門的な知識と技術を持つ歯科医師を指します。この認定制度は、歯周病治療に関する高い専門性を保証し、患者に質の高い医療を提供するために設けられています。日本では、日本歯周病学会が「歯周病認定医」の認定を行っています。日本には約1300人の歯周病認定医がいます。また、海外でも同様の認定制度が各国の歯周病学会や関連団体によって設けられています。

歯周病に関する高度な専門教育を受けていること。

歯周病の診断および治療に関する専門的なトレーニングを完了していること。

一定期間以上の臨床経験を持っていること。

歯周病治療の実績があること。

3年間研修施設で研修し、歯周病治療の知識と技術を習得した上で認定医試験に合格すること。

認定後も最新の知識や技術を習得し続けるための継続教育を受けていること。

歯周病の種類

歯肉炎

歯周病の初期段階で、歯肉(歯茎)の炎症が見られます。

プラークの蓄積によって歯肉が赤く腫れ、出血しやすくなりますが、この段階ではまだ骨の破壊は起こっていません。

歯周炎

歯肉炎が進行すると歯周炎になります。

炎症が歯肉から歯を支える骨に広がり、骨が徐々に破壊されます。

進行すると歯がぐらつき、最終的には抜け落ちることもあります。

歯周病の症状

歯肉の腫れと出血
歯磨きや食事中に歯肉から出血することがあります。
口臭
歯周病菌の影響で口臭が発生します。
歯肉の退縮
歯肉が下がり、歯が長く見えることがあります。
歯の動揺
進行すると歯がぐらつくことがあります。
噛むと痛みがある
噛むときに痛みを感じることがあります。

歯周病の治療方法

初期段階の治療(歯肉炎)

正しい歯磨き指導

適切なブラッシング方法と使用する歯ブラシの選び方を指導します。

フロスや歯間ブラシの使用

歯と歯の間のプラークを取り除くために、毎日のフロスや歯間ブラシの使用を推奨します。

スケーリング(歯石除去)

歯科医や歯科衛生士が専用の器具を使って、歯の表面や歯と歯肉の境目に付着したプラークや歯石を除去します。

中等度の歯周病(歯周炎初期)

スケーリング

歯の表面と歯肉の下にある歯石やプラークを取り除きます。

ルートプレーニング

歯の根面を滑らかにし、歯肉が再付着しやすい状態にします。

抗生物質の使用

感染を制御するために、局所的または全身的に抗生物質を使用することがあります。

レーザー治療

レーザーを使用して、感染した組織を除去し、炎症を抑えます。レーザー治療は、痛みや出血が少ないという利点があります。

重度の歯周病(進行した歯周炎)

フラップ手術(歯肉剥離掻爬術)

歯肉を切開し、感染した組織や深いプラークと歯石を除去します。その後、歯肉を再縫合します。

歯周組織再生療法

吸収してしまった骨を再生させるために、薬剤と人工骨を使い再生を促す手術を行います。

歯肉移植術

歯肉の退縮を改善するために、自家組織やドナー組織を使用して歯肉を移植します。

咬合調整

かみ合わせの問題を解消するために、歯を削ったり、補綴物を調整したりします。これにより、歯にかかる過度な力を軽減します。

歯周病治療のメリット

歯周病の治療により、歯を支える骨や歯肉の健康が回復し、歯のぐらつきや抜け落ちを防ぎます。

歯肉の炎症が抑えられ、出血や腫れが減少します。健康な歯肉は、歯をしっかりと支える役割を果たします。

歯周病による歯肉の炎症や感染が治療されることで、かむときの痛みや歯のぐらつきに伴う不快感が軽減されます。

歯周病治療よくある質問

Q. 歯周病は自分で気づくことができますか?

A. 歯ぐきから血が出る、腫れる、口臭が気になる、歯ぐきが下がってきた、歯がぐらつくといった症状が現れることがあります。ただし、歯周病は初期のうちは症状が出にくく、気づかないまま進行することもあります。そのため、定期的に歯科医院で状態を確認することが大切です。

Q. 歯周病の治療では、どのようなことをしますか?

A. 歯周病の進行度に応じて治療内容が変わります。初期段階では歯磨き方法の見直しや、歯垢・歯石を取り除くスケーリングを行います。さらに進行している場合には、歯の根の表面を整えるルートプレーニングや、必要に応じて外科的な処置を行うことがあります。

Q. 歯周病が進んでしまった場合でも、治療はできますか?

A. 進行した歯周病でも、お口の状態に応じた治療を行うことができます。歯ぐきの奥に付着した歯石や感染した組織を取り除く処置を行い、必要に応じて歯周外科治療や歯周組織再生療法などを検討します。残っている歯や歯周組織の状態を確認したうえで、治療方法を選択します。

Q. 歯周病で減ってしまった骨は元に戻せますか?

A. 歯周病によって失われた骨は、自然に元の状態まで回復するとは限りません。ただし、歯や骨の状態によっては、薬剤や人工骨などを使用する歯周組織再生療法を行い、組織の再生を促せる場合があります。適応できるかどうかは、検査を行ったうえで判断します。

Q. 歯周病を予防するために、自宅では何をすればよいですか?

A. 毎日の歯磨きに加えて、歯と歯の間の汚れを取り除くためにフロスや歯間ブラシを活用することが大切です。ただし、歯石はご自身の歯磨きだけでは取り除けないため、歯科医院で定期的にチェックやクリーニングを受けることも歯周病予防につながります。

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